福井県こども家族館に新しい遊び場…国内最大級のクライミングウォールも 4月15日再開、利用料金は改定

新たに設置される高さ16メートルのクライミングウォールのイメージ図

 福井県こども家族館(おおい町)は4月15日、リニューアルオープンする。県産材を活用した遊び場を整備し、国内最大級となる高さ16メートルのクライミングウォールを2基設置。子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる施設に生まれ変わる。

 「子どもと家族を育む、みんなの居場所」をコンセプトに3カ月の休館を経て再開する。1階の「ちびっこひろば」は「すくすくフォレスト」に名称変更し、木のおもちゃを置く。県産材を使い木の香りや素材感を楽しめる空間に改修し、幼児連れの家族が憩える場所とする。さまざまな体験プログラムも用意する。

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 2階のクライミングウォールは公式大会を開催できる基準を満たし、幅広いレベルの人が利用できる。高さ2.7メートルのミニボルダリングも1基設ける。以前からあるボールプールの頭上3メートルにはハンモック遊具を設置する。

 運営費が増加するため利用料金は引き上げる。2階と3階(展示・体験スペース)の料金は一般が210円から320円、小中高生は100円から150円になる。1階は無料。

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