ミツビシ期待の新型軽『デリカミニ』の発売日が決定。4月時点で9000台受注の注目モデル

 4月6日、三菱自動車は今年1月に東京オートサロン2023で初公開された新型軽スーパーハイトワゴン『デリカミニ』の発売日を明らかにし、全国の系列販売会社を通じて5月25日(木)から販売を開始すると発表した。

 SUVの『パジェロ』と並びミツビシを代表するモデルとして、同ブランドを牽引する『デリカ』。商用車からスタートし、本格4WDワンボックス、オールラウンドミニバンと進化を遂げ、今年誕生から55周年を迎える伝統の名を軽スーパーハイトワゴンのカテゴリーで受け継いだのが『デリカミニ』だ。

 人気の軽自動車市場に投入されるデリカミニは、“Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)”をコンセプトに開発が行われ、その外観には『デリカ』らしい力強い走りを予感させるSUVテイストのスタイリングが与えられた。

 また、インテリアは後席ロングスライドや多彩なシートアレンジ、汚れに強いラゲッジルームを備えるなど、アウトドアから日常使いまで利便性に優れた機能的なつくりに。内装色はブラックを基調に、アクティブで明るい印象を与えるライトグレーをアクセントカラーとして採用している。

 走行性能の面では、4WD車に165/60R15サイズの大径タイヤを採用するとともに専用チューニングが施されたショックアブソーバーが奢られた。これにより路面をしっかりと捉えながら車内には振動を伝えにくく、砂利道などの未舗装路を走行する際の安定性と快適性が高められている。

 安全装備では滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロールや、急な下り坂などを安心して走行できるヒルディセントコントロールの標準装備に加え、高速道路同一車線運転支援機能“マイパイロット”、サポカーSワイドに対応する運転支援機能“三菱 e-Assist”を搭載。さらにメーカーオプションにて光軸自動調整機構付アダプティブLEDヘッドライトも用意された。

 この他、マッドフラップやグロスブラックのダイナミックシールドなど、カスタマイズを気軽に楽しめるエクステリア・アイテムがディーラーオプション設定された新型『デリカミニ』の価格は、180万4000~223万8500円(税込)となっている。

 なお1月13日(金)の予約開始以来、4月5日までの受注台数は約9000台に到達。これは販売目標台数の月間2500台を大きく上回る数字だ。グレード別構成比は最上級の“Tプレミアム”が65パーセントでトップに。駆動方式構成比は4WDが全体の6割を占めている。

エクステリア・アイテムをディーラーオプションに設定し、新型『デリカミニ』の魅力を高めるふたつのカスタムスタイル“アクティブトーンスタイル”“ワイルドアドベンチャースタイル”を提案する

■新型ミツビシ・デリカミニ 価格一覧

グレード エンジン 変速機 駆動方式 価格(税込)

T Premium DOHC 12バルブ 3気筒インタークーラー付
ターボチャージャー(ハイブリッド) CVT 2WD 207万4600円

4WD 223万8500円

T 2WD 188万1000円

4WD 209万2200円

G Premium DOHC 12バルブ 3気筒(ハイブリッド) CVT 2WD 198万5500円

4WD 214万9400円

G 2WD 180万4000円

4WD 201万5200円

■デリカミニ 注文状況(2023年4月5日時点)

グレード 構成比

T Premium 65%

T 6%

G Premium 21%

G 8%

ボディカラー 構成比

アッシュグリーンメタリック/
ブラックマイカ 22%

アッシュグリーンメタリック 16%

ホワイトパール 13%

『デリカミニ』車種サイト:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/
『デリカミニ』スペシャルサイト:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/special/

汚れに強いラゲッジルームは、簡単に汚れをふき取ることができる素材のラゲッジボードと後席シートバックが採用された
汚れがつきにくく、通気性の良い撥水シート生地を採用
アウトドアでも使いやすい機能的で快適なインテリアを実現
タフでギア感のあるSUVスタイリングをまとったミツビシ・デリカミニ

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