いちごパウンドケーキのレシピ・作り方
いちごが香る春のパウンドケーキ
今回のコラムでは、いちごをふんだんに使ったパウンドケーキのレシピをご紹介! シンプルなパウンドケーキをパッと華やかにするデコレーション方法を2つお教えするので、お好きな仕上げで作ってくださいね。 生地を分離させないポイントや、きれいなマーブル模様の作り方についても解説しています。
いちごパウンドケーキのレシピ(17cmパウンド型1台分)
いちごの甘さと酸味が楽しめる、香り豊かなレシピです。
いちごジャムを作る
材料
- いちご…100g
作り方
1. いちごのヘタを取って洗う。
1.
シロップを作る
材料
- 砂糖(グラニュー糖)…5g
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作り方
1. グラニュー糖と水を耐熱容器に入れてレンジで沸騰させた後、粗熱がとれたらストロベリーシロップを入れて混ぜる。
パウンド生地を作る
材料
- 無塩バター…100g
下準備
- バターと卵を常温にする。
作り方
1. ボウルにバターとグラニュー糖を入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまで混ぜる。
仕上げる
材料
- マスカルポーネ…50g
作り方
1. マスカルポーネ・グラニュー糖・生クリームをあわせ、ツノが立つまで泡立てる。 *お好みで、食用色素を加えてピンクに着色しても◎
「いちごのパウンドケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
https://recipe.cotta.jp/recipe.php
仕上げをアレンジ:チョコレートバージョン
ストロベリーチョコを使ったデコレーションは持ち運びやすく、カットして個包装するのにもぴったり!
材料
- ストロベリーチョコレート…50g
作り方
1. ストロベリーチョコレートを湯せんにかけて溶かし、冷ましたパウンドケーキにかける。
1. チョコレートが固まる前に、フリーズドライストロベリーなどをトッピングすれば出来上がり。
レシピのポイント
材料を混ぜていくだけの簡単な工程のはずが、意外と失敗が多いパウンドケーキ。 ポイントを押さえれば、お店のようなふわっと軽い口どけに仕上がります。
ポイント1.生地を分離させない
生地作りの最大のポイントは、バターと卵をあわせるときに乳化させること! ざらついているのは、分離した状態。分離した生地で焼いたパウンドケーキは、油っぽく膨らみも悪くなります。
分離させないためには、バターをやわらかい状態にしてから作業をはじめるのがコツ。 ゴムベラで簡単につぶれるくらいまでやわらかく。かたいようならレンジで数秒間ずつ温めて、その都度ほぐしてください。
また卵が冷たいとバターが冷え固まるため、分離しやすくなります。 卵は冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう。溶いた卵を容器ごと湯せんに当て、20℃くらいに調整するのでもOK。 卵は5回くらいに分けて入れ、その都度よく混ぜて!少しずつ加えるこの方法が、分離しにくくおすすめです。
ポイント2.粉の混ぜすぎに注意
粉類を加えてから混ぜすぎてしまうと、小麦のグルテンが形成されてかたく締まった生地になってしまいます。 粉を合わせるときはゴムベラでさっくり混ぜ、練らないように注意! 粉っぽさがなくなったら、混ぜるのをやめましょう。
いちごジャムや食用色素を合わせる際も、手早く混ぜてくださいね。
きれいな見た目に仕上げるには?
おいしいだけでなく見た目もきれいなパウンドケーキを目指すには、ちょっとしたコツが必要です。
きれいなマーブル模様にしたい
ボウルの中でマーブル模様にしてしまうと、型に生地を入れる際にさらに混ざってしまい、マーブル模様がきれいに出ません。 2種類の生地をあわせた後に混ぜるのは、底から大きく2回だけ!
ゴムベラで大きく生地をすくって5回くらいで型に移すと、いい感じのマーブル模様に仕上がります。
きれいな形に焼き上げたい
オーブンに入れてから10分くらい経ったところで表面にナイフで切り込みを入れると、切り込みに沿ってきれいに割れてくれます。 また混ぜ込んだいちごが表面に出ていると、焼成時にその周辺の生地が沈みやすくなります。きれいに膨らませたい場合は、つまようじなどを使用して押し込みましょう。 いちごがごろごろと表面に出ている様子はおいしそうでもあるので、そこはお好みで。
おいしくてかわいい、春色のパウンドケーキを作ろう
フレッシュいちごのジャムをたっぷり加えた、いちご風味満点のパウンドケーキ。 デコレーション次第でパッと華やかになるので、シーンにあわせてお楽しみください♪ ポイントに気をつけて、お店みたいなパウンドケーキを作りましょう。
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