長崎県議選あす投票 11選挙区37議席、57人が争う

 長崎県議選は9日、無投票だった5選挙区を除く11選挙区の561カ所で投票(一部地域を除き午前7時~午後8時)が行われ、即日開票される。うち五島、西海、北松小値賀3市町の一部計11カ所は8日に繰り上げ投票を実施する。
 無投票の諫早市、平戸市、対馬市、壱岐市、雲仙市の5選挙区では自民党8人、国民民主党1人の計9人が当選。残り11選挙区で57人が37の議席を争っている。
 57人の内訳は現職33、元職1、新人23。党派別では自民25、立憲民主党3、日本維新の会2、公明党3、共産党3、国民3、社民党2、参政党1、無所属15。
 選挙区の情勢は、長崎市(定数14)では23人がしのぎを削る大混戦。佐世保市・北松浦郡(定数9)でも11人の激戦となり、西彼杵郡は3人が二つの議席を争う。松浦市(同1)や東彼杵郡(同1)などでは一騎打ちの戦いが繰り広げられている。
 女性は過去最多の9人が立候補しており、現在の女性の議席数6を上回るかどうかも焦点。また前回4年前に過去最低の48.02%まで落ち込んだ投票率の行方も注目される。

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