夏の風物詩「三次の鵜飼」を前に 鵜慣らし祭 川でウのトレーニング開始

「三次の鵜飼」(広島・三次市)が、6月から始まるのを前に、川でウのトレーニングが始まりました。

調教の開始を前に行われた神事では、関係者およそ30人がシーズン中の豊漁と安全を祈願しました。

3人の鵜匠が、ことし初めて17羽のウを馬洗川に放ち、トレーニングが始まりました。

昨シーズンの三次の鵜飼は、3年ぶりにコロナ禍前と同じおよそ3か月間の通常営業でした。遊覧船の乗客数も1250人で、記録をとりはじめてから最も少なかった2021年シーズンを大幅に上回り、復活への足がかりとなりました。

鵜匠会長 日坂文吾 さん
「すばらしい手綱さばきと、船頭たちの竿さばきを見せながら徹底して安全に船を出していこうと思う」

観光鵜飼は、6月1日から9月10日までの金・土・日と月曜日に行われます。

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