まるで「ピンクのじゅうたん」 田植え前のレンゲの野辺で園児が花摘み=静岡・富士市

一面に咲いた花は、まるでピンク色のじゅうたん。静岡県富士市では4月12日、地元の幼稚園児がレンゲが咲き誇る花畑で花摘みを楽しみました。

富士市神谷南では、地元の市民団体が中心となり、稲を植える前の田んぼでレンゲを育てています。この日は近くの須津幼稚園の園児約80人が「ピンクのじゅうたん」となったレンゲの花畑に入り花を摘み取りました。

<園児>

Q.咲いてるお花どうですか?

「きれい」

「ちょっと、何やってるの!?」

「やべぇ」

Q.力持ちだ、見せて見せて!

「なにやってるの」

<レンゲを育てるコメ農家 鈴木昌孝さん>

「このように自然に親しむ機会が今の子どもたちにない。先生方は遠慮しているが、この田んぼ(の上)は走って、歩いてくださいと」

子どもたちはふかふかの花畑に足を取られながら、好みの花を摘み取ったり眺めたりして楽しんでいました。

© 静岡放送株式会社