ヤマハ発動機は、スーパースポーツ『YZF-R3 ABS』のマイナーチェンジを実施。エンジン性能を維持しながら、平成32年排出ガス規制に適合するとともに、カラーリングとグラフィックも変更し、5月10日から発売する。
ヤマハ『YZF-R3 ABS』は、“毎日乗れるスーパーバイク”をコンセプトに、高次元な走行性能とスタイリング、さらに日常での扱いやすさも兼ね備えたモデルで、10代、20代を中心とする若年層から高い支持を得ている。
ボディサイズは全長2090mm、全幅730mm、全高1140mm、軸間距離1380mm、シート高780mm。エンジンは水冷4ストローク直列2気筒を搭載。最高出力42ps、最大トルク300Nmを達成する。
今回の変更では、エンジン性能を維持しながら、平成32年排出ガス規制に適合し、前後フラッシャーランプには新たにLEDを採用している。また、別売アクセサリーとして機敏で滑らかなシフトアップ操作を可能にするクイックシフターを新たに設定した。
さらに、カラーリングとグラフィックも変更され、3つの新色を設定。『ダークブルーイッシュパープルメタリック3』は、スポーティなイメージを持たせつつ、これまでにない新鮮なトレンドカラーを取り入れていたもの。ヤマハのレーシングカラーを強調した人気の『ディープパープリッシュブルーメタリックC』は、『YZF-R1』や『YZF-R7』とリレーションを図り、アンダーカウルなどにマットブルーを配して、高いパフォーマンスを実現している。
『ブラックメタリック』は、“ブラック”と“ダークグレー”の組み合わせで、モダンさを演出、グラフィックにはアクセントになるシアンを添えて、スポーティさとカジュアルさを兼ね備えている。
ヤマハ『YZF-R3 ABS』の希望小売価格は72万6000円（税込）。発売日は5月10日を予定している。
