福井県おおい町石山にある築230年の古民家をリノベーションした複合施設「hibi（ひび）」内に新たにレストランが完成し4月13日、関係者にお披露目された。嶺南地域の食材を使ったフレンチを味わうことができる。18日にオープンする。
レストラン部分は約60平方メートル。7席（22人用）あるテーブルには古民家の柱に使われていた栗材を加工し利用した。窓際から見える自然豊かな風景を楽しみながら食事を味わえる。
福井市のフランス料理店「L’aisance（レゾンス）」の吉川正裕シェフが料理を監修した。メニューはショートコース（3千円）、フルコース（4千円）、若狭牛入りフルコース（6千円）の3種類。2カ月ごとにメニューを入れ替える。5月までは、嶺南地域で取れた魚のカルパッチョ、美浜町産シカ肉のミートボールが入ったポタージュ、豚肩ロース肉を酒かすに漬け込んだローストなどが味わえる。
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hibiを運営する「グッドモーニング」の岸崎圭薫（よしゆき）代表は「嶺南のおいしい食材や古民家の昔ながらの雰囲気を楽しんで」と話している。
完全予約制。午前11時半と午後1時の2部制。水、木曜定休。問い合わせはhibi＝電話0770（59）1178。
