まさかのマンガ風!デンマーク女子代表のW杯新ユニは“サブカル感”がすごい

デンマークサッカー協会(DBU)とキットサプライヤーのhummelは3日、今夏開催される女子ワールドカップ2023に向けたデンマーク女子代表の新ユニフォームを発表した。

Denmark Women's 2023 hummel Home

2023新ユニフォームはグラフィカルで左右非対称の非常にユニークなデザインを採用。まるでアメリカンコミック(アメコミ)など漫画のコマ割りを思わせるこのデザインは「ポップアート」をテーマにしている。

1992年の欧州選手権優勝チームに敬意を表したデンマーク男子代表の新ユニデザインに比べ、女子は非常にポップで楽しいデザイン。サブカルチャー感が漂うこの新ユニは、近年成長著しいという女子代表を「スーパーヒーロー」として讃えたものだという。

Denmark Women's 2023 hummel Away

2023新アウェイユニフォームは伝統のホワイトを基調に、ホームと同じくポップアートにインスピレーションを得たアメコミのコマ割り風グラフィックを採用。

デザインのテーマとなっているポップアートとは、1950年代にイギリスで誕生した現代美術の芸術運動。一口にポップアートと言ってもそのスタイルは様々だが、このアメコミ風デザインはポップアートの代表的な画家であるロイ・リキテンスタインの作風に近いかもしれない。

ユニフォームとほぼ同時に発表された半袖トレーニングジャージと、ピッチ入場の際などに着用するラインナップ・ジャケット。どちらも強烈な存在感を放つ。

基本的にはユニフォームと同じデザインなのだが、こちらのウェアのほうがカラフルでアメコミ風ポップアートをより強く感じる。トーン(ドット)を多用したグラフィックはまさに巨匠リキテンスタインっぽいぞ!

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W杯は4大会ぶり5回目の出場となるデンマーク。オーストラリアとニュージーランドを舞台に7月20日から始まる2023大会ではグループDに所属し、イングランド、ハイチ、中国と対戦する。

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