児童歓声「また来たい」 茨城町 涸沼自然公園の遊具刷新

複合遊具のリニューアルオープンを祝うテープカットに合わせ、風船を放つ児童=茨城町中石崎の涸沼自然公園

屋外で子どもたちに伸び伸びと体を動かしてもらおうと、茨城県茨城町は同町中石崎の涸沼自然公園の複合遊具を刷新し、8日にオープニングセレモニーを行った。小林宣夫町長らがテープカットをすると同時に、招待された町内の新1年生が風船を放ち、待望の遊び場開設を祝った。

設置したのは同公園内のわいわい広場。2500平方メートルの敷地に数基の遊具があったが、老朽化したこともあって刷新した。

遊具は町の象徴であるヒヌマイトトンボやアジサイをイメージしてデザインし、自然になじむようなカラーを施した。児童用と幼児用の複合遊具のほか、ロープ状のスライダーやネットクライミングなどを整備。ローラー式やチューブ型の滑り台のほか、階段や踊り場なども設けた。

セレモニーの後、児童は一般開放された遊具を満喫。踊り場に駆け上がったり、ネットをよじ登ったりして歓声を上げた。細谷和生君(6)は兄の隆成君(12)と滑り台で一緒に遊び、「楽しかった。全部の遊具が好き。また来たい」と笑顔で話した。

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