セ・リーグ首位の広島カープは、18日から2位の阪神、そしてDeNAとの6連戦です。ただ、大瀬良大地 投手は、登録抹消中。気になるエースの近況と、18日先発の 九里亜蓮 投手に意気込みを聞きました。
広島カープ 大瀬良大地 投手
― 雨の中、勝利おめでとうございます。
「ありがとうございます」
― タフな試合でした。
「タフでしたね、はい」
― 代打の 松山竜平 さんが打ってくれてからの決勝点。
「そうですね。雨だったので球数もいっていましたし、松山さんが出てくれて、みんなのあきらめない姿勢で1点取ってくれて、やっぱり、ああいう試合で勝ちが付くとやっぱりうれしいですし、なにより首位だったヤクルトにああいう形で勝てたというのはチームとしてすごく大きな1勝だったと思います」
― 勢いのままに土曜日、日曜日は劇的な試合でしたね。
「そうですね、本当に。数年前のというか、ファンのみなさんの声援の力があって3連覇していたときの『後半勝負だ』みたいな、ああいう気持ちだったり、流れだったり、そういったものがベンチからも伝わってきましたし、実際、ああいう形で勝つことができているので、本当にファンの人たちの声援の力は偉大だなとあらためて感じましたし、これからももっともっといい試合を見せて勝っていきたい」
そんな大瀬良投手は、去年12月。ひとり親家庭の子どもたちに野球教室を開きました。そのときにある約束をしていました。
大瀬良大地 投手
「招待して（カープを）見に来てほしいなという夢、考えを持っていて…」
そして、16日（日）の試合で…
大瀬良大地 投手
「みんなの顔を見られて、ほっとしました。きょうは楽しんでください」
「たまちゃん（玉村昇悟 投手）も誕生日の中、ちょっとくやしい登板になりましたけど、（チーム）みんなのあきらめない姿勢でなんとか大逆転で勝ち試合を見せることができて、よかったなとみんなに感謝したいです」
― ただ、ファンは登録抹消と聞いて、びっくりしました。
「時期的にも（開幕まもない）こういう時期だったので、ちょっとお騒がせしている部分もあると思いますけど、しっかりと戻ったときにいいパフォーマンスが出せるように、年間を通して戦うためのものだというふうにとらえていただければいいかなと思うので、ぼくはぼくでしっかり、いい準備をしたい」
― 特にアクシデントがあったわけではない？
「はい。体も元気にやっていますし、またしっかりとした形でマウンドに上がりたいと思っていますので、待っていてください」
そして、18日の先発は、大瀬良と同期の 九里亜蓮 。先週は、ドラゴンズ相手に8回無失点で今シーズン初勝利をマークしました。
広島カープ 九里亜蓮 投手
「1点でも少なく、最少失点でいけば、ひっくり返してくれるとてもいい打線だと思うので、次の登板でも1点でも少なく、最少失点で投げていければいいかなと思います」
― 阪神とは4日に対戦し、5回途中、6四球4失点。
「前回、やられているので、やっぱりやり返したいですし、前回、対戦した中で自分で自分の首を絞めるような投球をしてしまったので、しっかり1人ひとりと勝負しながら、最終的にチームが勝てるようなピッチングをしたいと思っています」
