愚直に伝統を死守!欧州サッカー「最強の鉄板デザイン」7選

2023-24シーズンに向けた新ユニフォーム発表も近い欧州サッカー。

そのデザインは毎年のように頻繁に変わるものもあれば、不器用なまでに不変を貫くものなど様々である。

ここでは、時に“いつでも同じ”と揶揄されることもある「不変の鉄板デザイン」ユニフォームをご紹介しよう。

実は不変デザインを守り続けるチームには、日本人選手が案外多い。

セルティック

セルティック 2022-23 adidas ホーム

サッカー界を代表する“鉄板デザイン”であるセルティックのユニは、旗手怜央など多くの日本人選手が袖を通している。

1903年から現在の緑・白のボーダー柄(フープス)スタイルを使用。2003年で“フープス100周年”を迎え、当時のホームキットはそれを祝う100周年記念モデルという位置付けだった。

モナコ

モナコ 2022-23 Kappa ホーム

南野拓実が所属するモナコも不変デザイン。クラブ創設当初はユニフォームに決まったデザインはなかったが、1960-61シーズンからは故グレース・ケリー公国妃がデザインしたモナコ公国旗と同じ赤白の“斜め2分割柄”を使い続けている。

スラヴィア・プラハ

スラヴィア・プラハ 2021-22 Puma ホーム

スラヴィアのユニは東ヨーロッパを代表する鉄板デザイン。1892年のクラブ創設当初は“白地に赤い星”のユニフォームだったらしいが、1896年には現在と同じ2トーンのキットを着ている。エンブレムの星も創設当時から不変だ。

ブラックバーン

ブラックバーン・ローヴァーズ 2022-23 Macron ホーム

不器用なまでに2トーンを使い続けるブラックバーン。時代によって青白の配置が逆だったりブルーの濃さが異なるが、なんと1870年代からこのスタイルを貫いている。

アヤックス

アヤックス 2022-23 adidas ホーム

「いつ見ても同じ」と揶揄されるほどに不変を貫くアヤックス。1900年のクラブ創設当初のユニフォームは黒を基調としたものだったが、1911年に現在の「白地に太い赤」を採用。以来クラブを象徴するデザインとして完全に定着している。

フェイエノールト

フェイエノールト 2022-23 Kappa ホーム

アヤックスと並ぶ“オランダ不変デザイン”2トップの一角を担うフェイエノールト。赤と白が左右非対称のアシンメトリーデザインは1912年頃に採用され、現在まで脈々と受け継がれている。この2トーンは小野伸二や宮市亮も袖を通した伝統のデザインだ。

サンプドリア

サンプドリア 2020-21 Macron ホーム

チームカラーが青・白の「アンドレア・ドリア」と、白・赤・黒の「サンピエルダレネーゼ」。この2つのクラブが合併して1946年に誕生したのがサンプドリアだ。創設以来使い続ける、青を基調に白・赤・黒の横ストライプを胸に走らせるスタイルは、前身となった両チームの色である。

サンプドリア 2003-04 Asics ホーム

かつては吉田麻也や柳沢敦も在籍していたサンプドリア。このクラブの歴代名作と謳われるユニフォームには、90年代から2000年代初頭にかけてサプライヤーを務めた日本を代表するブランドAsicsのキットがズラリと並ぶ。

今ではレアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”に戻れるユニは見ているだけでも楽しいはず!

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