迷子になった4歳の女の子を保護したとして、福井県警福井署は4月19日、坂井市の保育士、表亜紗子さん(33)に感謝状を贈った。
3月18日午後4時ごろ、坂井市丸岡町羽崎の国道8号で、車を運転していた表さんが横断歩道を1人で渡ろうとしていた女の子を発見。「不安そうな顔をしていた」と車を止めて声をかけた。女の子は福井市の自宅を出て迷子になっており、表さんが110番して無事に保護者の元へ戻った。
同じ世代の子どもを持つ表さんは「危なくて、ほっとけなかった」と当時を振り返り、「今後も子どもが危険だと思ったときは、今回のように対応したい」と話していた。
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同署で贈呈式があり、市橋貴敏署長が感謝状を手渡し「子どもが事故や事件に巻き込まれる危険から救ってくれて、ありがとうございました」と述べた。