子育て支援センター「ピクニック」 長崎・茂里町に移転

おもちゃで遊ぶ親子の利用者=長崎市、緑が丘地区子育て支援センター「ピクニック」

 乳幼児の子育てを支援する長崎市緑が丘地区子育て支援センター「ピクニック」が同市茂里町の長崎ブリックホールに移転し、開所式が14日、同センターであった。
 同センターは2008年に同市若草町に開所し、保護者の育児負担軽減や情報交換の場を提供してきた。建物の老朽化に伴い、3月29日に移転。保育士などの資格を持つスタッフ6人態勢で運営し、1日平均約20組の親子が利用している。
 開所式には運営団体のワーカーズコープ・センター事業団長崎支部や市から11人が出席。竹森鉄支部長が「笑顔あふれる毎日を親子が送れるように運営していく」とあいさつ。田上富久市長は「新しい価値を長崎に生み出してほしい」とリニューアルオープンを祝った。
 2歳の息子を連れてきた同市油木町の専業主夫、ポール・ノールズさん(50)は「たくさんおもちゃがあって、人工芝もあり立地も最高」と太鼓判を押した。
 開設時間は午前10時~午後4時。日、祝日や年末年始は定休日。利用無料。

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