長崎県西海市西海町川内郷の「CAFE HOGET（カフェ ホゲット）」が、卒業などで着る機会がなくなった学生服などを、必要な人に無償で譲る活動に取り組んでいる。
同店の武田美春店長（24）が「地域に根差した店として再利用の橋渡しをすることで、人をつなぐ交流の場になれば」と初めて企画。活動を知った市民から制服やジャージー、体操服などが寄せられた。
市内の高校、中学校のものを扱い、現在、県立西彼杵高の制服類を中心に30点余りを保管。県立大崎高のブレザー（男子用）、市立西海中の上下学生服（同）も各1点ある。
武田店長は「入学シーズンは過ぎたが、いざというときの予備に持っておくと便利。毎年続けていくことができれば」と意欲。必要な人は、来店しサイズや状態などを確認してほしいとしている。
