ドジャース・アウトマンが決勝満塁弾 カブス・鈴木は1安打1四球

【ドジャース6-2カブス】@リグレー・フィールド

ドジャースは2対2の同点で迎えた9回表にジェームス・アウトマンの5号グランドスラムで勝ち越しに成功。カブスを6対2で破り、今季成績を10勝10敗として5割復帰を果たした。ドジャース5番手のケイレブ・ファーガソンが今季初勝利(0敗)をマーク。カブスは9回表に登板した6番手のマイケル・フルマーが一死しか取れず被安打3、与四球1で4失点と大誤算で、決勝満塁アーチを浴びたフルマーには2敗目(0勝)が記録された。

ドジャースは2回表にマックス・マンシーの8号ソロで先制。2回裏にコディ・ベリンジャーが古巣相手に4号ソロを放ち、カブスが同点に追いついたが、ドジャースは3回表にアウトマンの4号ソロで勝ち越しに成功した。4回裏一死2・3塁からニコ・ホーナーのタイムリーでカブスが再び同点としたが、右翼アウトマンが好返球で2人目の生還を阻止。そして、9回表にアウトマンが5号勝ち越しグランドスラムを放ち、チームを勝利に導いた。なお、ドジャースは代打で途中出場したムーキー・ベッツがメジャーで初めて遊撃の守備に就き、軽快なプレーを披露。試合後には「夢が叶った」と嬉しそうに話した。

カブスの鈴木誠也は「4番・右翼」でスタメン出場し、サードゴロ、レフトへのヒット、サードゴロ、四球で3打数1安打1四球。前日の休養を挟んで3試合連続ヒットとなり、今季成績は打率.348、出塁率.464、OPS.942と好調を維持している。

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