福井県産「自然栽培のコシヒカリ」もっと知ってほしい! 農家がクラウドファンディング、支援者からエール

無施肥栽培のコメを多くの人に知ってもらうクラウドファンディングのPR画像(レディーフォーHPから)

 肥料を一切使わないコシヒカリを多くの人に食べてもらおうと、福井県越前市のコメ農家が栽培に力を入れている。体に優しい食材を求めている人たちにこだわりのコメを届けるため、クラウドファンディング(CF)で広く支援金を募っている。

 CFに挑戦している農家は三田村淳一さん。病気を患い一時ご飯を食べられなかった自身の母や、購入者の声から、肥料を使わずおいしく食べられるお米を作り続けていきたい―との思いを強めたという。

 3月中旬から福井県に特化したCFサービス「ミラカナ」で資金の募集を開始。農機具や作業小屋の修理、情報発信に充てる資金を募っている。目標額は100万円で、受け付けは5月10日午後11時まで。5月9日午後7時現在、82万円が集まっており、支援者から「いつも本当においしいお米を作ってくださりありがとうございます」「地道に前に進んでください」といったエールが寄せられている。

⇒【支援はこちら】無施肥栽培コシヒカリを探している人に美味しいお米を提供したい

 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして福井新聞社、福井銀行、福邦銀行が連携。CFのレディーフォー、応援購入サービスのマクアケいずれかを通じて支援・購入を募る。累計支援額は1億7千万円、プロジェクトの達成率は92%(数字は2023年3月末時点)。

⇒クラウドファンディング「ミラカナ」トップページはこちら

© 株式会社福井新聞社