皇室に献上するために栽培した新茶を披露する記念式典が4月22日、静岡県静岡市で開かれ、手もみの実演も行われました。
これは静岡県茶手揉保存会(ちゃてもみほぞんかい)が毎年行っている献上茶謹製事業の一環で、2023年は静岡市内4つの茶園で献上茶が栽培されました。関係者約50人が出席した式典では静岡市の難波喬司市長が「きょうを迎えるまで大変な重責だったと思います」と園主らに感謝しました。
献上茶の品種は「やぶきた」で徹底した栽培管理で1年かけて丁寧につくられました。
(園主の杉本公義さん)「本年は春先から温暖な気候に恵まれ非常に品質のいいお茶ができた」
2023年は手もみの実演を一般公開し、お茶は6月頃に皇室に献上される予定です。