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国富町の本庄小(脇山辰己校長、379人)に、同校卒業生で海上自衛隊の砕氷艦しらせの1等海尉、見島陽介さん(45)から南極の氷が届いた。19日には1年生に披露され、児童たちが氷の感触を楽しんだ。
氷は1月、南極観測隊の輸送業務に従事した見島さんが、他の乗組員と昭和基地周辺で採取したもの。母校への恩返しにと、同校のほか本庄中にも贈った。
実際に触れたり、中の気泡がはじける音を聞いたりした児童たちは、「全然溶けない」「とても冷たい」と歓声を上げ喜んでいた。
南極の氷を初めて見たという宮本倖ノ加(このか)さん(7)と石橋愛菜(めいな)さん(6)は「水の中の氷からパチパチと音がしてびっくりした。サイダーみたいでおいしそうだった」と話していた。