通学路などでの交通事故を防ごうと、横断歩道の渡り方を学ぶ交通安全教室が24日、茨城県大洗町大貫町の町立南小(福田雅美校長)で開かれた。
教室には同校の1~3年生計87人と、立哨活動を行う地域ボランティアや保護者が参加。講師は水戸警察署員が務めた。署員は、信号機の色の意味や横断歩道での注意点を説明し、「信号が青でも、渡る前に一度止まって」などと指導。児童たちは練習用の歩道や信号機付き交差点を歩き、道路の横断方法を学んだ。
この春入学した鈴木健嗣君(6)は「横断歩道の前でピタッと止まって、車が来ないか確認して渡る」と話した。同署の平根英一交通官兼交通第1課長は「4~6月までは、通学に不慣れな子どもの事故が多い。学校付近や住宅地を車で通る時には特に気を付けて」と訴えた。