お茶どころ牧之原で「茶娘・茶息子」姿の中学生が摘み取り「多くの人に飲んでほしい」

国内有数の茶どころ静岡県牧之原市の中学校では4月25日、生徒たちが茶娘・茶息子姿で茶摘みを行いました。

25日朝、牧之原中学校では生徒たちが学校の茶園で新茶の茶摘みを行いました。全校生徒69人のうち3年生は茶娘・茶息子の姿です。

この茶摘みは若い世代に地元の主要産業・お茶栽培への理解を深めてもらおうと75年以上前から続く伝統行事です。茶摘みの経験がある3年生は慣れた手つきで色鮮やかな新芽を摘み取っていました。

<3年生>

「ここのお茶は台地の気候でとてもおいしくなっているので、多くの人に飲んでもらいたい」

「最近茶畑が減っているので、お茶を活性化させていきたい」

摘み取られた新茶は東名高速のサービスエリアで一般向けに販売される予定です。

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