「朝6時半から並んだ」 あの感動ふたたび WBC優勝トロフィー 広島へ マツダスタジアム

ことし3月に開催されたワールドベースボールクラシックで侍ジャパンが獲得した優勝トロフィーが、25日からマツダスタジアムで展示されています。

柳光明 記者
「マツダスタジアムでは、多くの野球ファンが雨の中、傘を差して並んでいます」

WBCの優勝トロフィーは、プロ野球12球団の本拠地を回っていて、25日からマツダスタジアムで展示が始まりました。

柳光明 記者
「優勝から1か月。優勝トロフィーが、ここマツダスタジアムでご覧いただけます。表面を見ていただけますと、選手が触ったであろう指紋が残っています」

優勝トロフィーは、米国ティファニー社が第1回大会から作成していて、高さおよそ60センチ・重さは11キロ余り。シルバーの本体に24金のアクセントがついており、荘厳な輝きを放っています。

また、会場には侍ジャパンに選出された 栗林良吏 選手にまつわるメダルやユニホームなども展示されています。

ユニホームには、今大会で世界をさらに驚かせた 大谷翔平 選手や日系選手としてはじめて日本代表入りした ヌートバー 選手など、ともに世界一を目指して戦ったチームメイト直筆のサインが所せましと書かれています。

日本中を巻き込み、広島でも感動が広がったWBCの優勝トロフィーということで、朝早くから並んだファンは…

訪れたファンたち
― 何時から並んだ?
「午前6時半くらいです。きれいだった。輝いていた。指紋も見られた。ああ、ここを触ったんだなと思いました」

「けっこう大きかった、思ったより。持てたら一番よかったけど、持てなかった。とてもきれいだった、色も。テレビで見るのとはだいぶ違うから、来てよかった」

「思ったよりデカくて、すごかったです。迫力がありました」
「あのときの楽しさを思い出して楽しかったです」

「実際にあの場にあったトロフィーが見られて感動しました」

「キラキラしていて、すごくかっこいいなと思いました」
「テレビで見て、トロフィーに指紋があると聞いたから、やっぱり行きたいと思って頼みました。連れていってくれって」
― どなたが行こうと?
「ぼくが…、どうにかして見たいなと思って。かっこよかったです」
「かっこよかったです」

25日の広島カープのナイターゲームは中止となりましたが、WBC優勝トロフィーなどの展示はこの後も引き続き午後7時までマツダスタジアムの正面エントランスで行われ、入場券などがなくても無料で観覧が可能です。

展示は、27日(木)まで行われる予定で、26日(水)以降は午前11時から午後2時までマツダスタジアムの正面エントランスで無料一般公開され、午後3時くらいの開門からは球場内コンコース横の広場で展示されます。こちらは、当日の入場券を持っている方のみ観覧が可能です。

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