町特産ピーナツ菓子に “G7広島サミット” ロゴ 育てた子どもたち「世界の人に食べてもらいたい」

G7広島サミットを盛り上げようと、国が決めたロゴマークです。広島・三次市 甲奴町の特産のピーナツの菓子でも使用できることになり、地元の小学校で記念行事がありました。

三次市 甲奴町の甲奴小学校です。全校児童の前に置かれたのは、G7広島サミットのロゴマークがついた包みです。中身は、町の特産 “カーターピーナッツ” の菓子「カーターショコラ」です。

甲奴小学校 正平浩運 校長
「G7のロゴマークを使った特別なお菓子に、カーターピーナッツを使ったお菓子が選ばれました。みんなで喜び合いたいと思います。おめでとうございます」

G7のロゴマークの使用が認められたのを祝って、「カーターショコラ」が児童に贈呈されました。

児童会 代表
「本当にびっくりして、うれしい気持ちでいっぱいです」

カーターピーナッツは、かつてこの町を訪れたアメリカのカーター元大統領から町にプレゼントされたピーナツです。

町の特産品として地元の研究会が栽培から商品開発まで行っています。甲奴小学校でも毎年、3年生が栽培、特産品の普及に一役買っています。

今回、研究会のメンバーが外務省にロゴマークの使用を申請。▽規格通りなのか? ▽趣旨に合うのか?などの細かい基準をクリアーし、認められたということです。

カーターピーナツ研究会 竹本宗文 さん
「みなさんが作っているこのピーナツが、こういう世界の場で使われるというのをちょっと誇らしく思ってもらえると、おじちゃんはちょっとうれしいかな」

去年、ピーナツを栽培 4年 砂走和希 さん
「ぼくらが3年生で一番がんばって収穫したりしたので、ぜひ食べてもらいたいです」

4年 重岡俊次 さん
「全国の人に来てもらえるのはとても貴重なので、みんなに楽しく味わってもらいたいです」

4年 岡峠里咲 さん
「世界の人にも食べてもらったら、魅力など知ってもらいたいです」

このG7のロゴマーク…、外務省によりますと、広島県を中心に全国から使用の申請があって、これまでに296件の商品への使用が承認されているということです。

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