「新型コロナ5類移行は必要な変更」と静岡県センター長 状況次第で警報や注意報も

静岡県感染症管理センターの後藤幹生センター長は4月28日、新型コロナウイルスの5類移行前の最後の会見に臨み、「新型コロナウイルスの病原性は弱くなっている。デルタ株の時のような恐怖感を引き続き抱く必要はない。5類移行は重要なターニングポイントで必要な変更だ」と述べました。

県内で28日、新たに新型コロナに感染した人は181人で、亡くなった人の報告はありませんでした。先週金曜日(4月21日:216人)より35人少なく、前の週の同じ曜日との比較では、4日連続で減少しています。

新型コロナの5類移行は5月8日からで、感染状況を示す国の評価レベルは廃止されますが、県独自のレベル評価は継続されます。

後藤センター長は、感染状況によっては注意報や警報を出す可能性もあるとしています。

後藤幹生 静岡県感染症管理センター長

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