小玉スイカの出荷最盛期 茨城・筑西

収穫が最盛期を迎えた小玉スイカ=筑西市桑山

全国有数の産地として知られる茨城県筑西、桜川両市の特産品「小玉スイカ」が出荷の最盛期を迎え、生産農家が収穫作業に追われている。

JA北つくばの主力品種「スウィートキッズ」はシャリ感と甘みが強いのが特徴。JA北つくば西瓜(すいか)部会長で筑西市桑山、大久保修一さん(60)方では、27日早朝から家族らがビニールハウスに入り、丁寧に収穫。その後、一つ一つ手で磨き、箱詰めした。ピーク時で1日に約1000個を収穫するという。

大久保さんは「昼夜の寒暖差が大きかったので、糖度が高く良いスイカができた。娘を嫁に出すように毎日愛情を込めて育てた。多くの方に食べてもらいたい」と笑顔で話した。

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