三笘薫を封殺したワン=ビサカは“世界最恐SB”なのか 本人は「気付いてもらえて嬉しい」

4月24日、ウェンブリーでブライトン対マンチェスター・ユナイテッドのFAカップ準決勝が行われた。

奮闘した三笘薫はチャンスもあったが、ゴールを決めることはできず。

スコアレスで迎えたPK戦の末にユナイテッドが決勝進出を決めている。

この日の三笘は相手の右サイドバックであるアーロン・ワン=ビサカに苦戦を強いられた。

レスターのイングランド代表MFジェームズ・マディソンも「彼は1vs1の守備がとんでもなくうまい。おそらく世界最強。多くのウィンガーたちは彼と対戦するとお手上げになる」とツイートしている。

ワン=ビサカは『Sky Sports』のインタビューでマディソンのツイートについてこう話していた。

「たまたま見たよ。『SPORTbible』のだったと思うけれど、本物かどうか分からなかった(笑)

でも、彼からの素敵な言葉だったね。

ああいうものを見て、みんなが気付いてくれることに感謝しているよ。

みんなに自分の今シーズンの改善や取り組みに気付いてもらえるのはいいことさ。

プレーしてピッチ上で自分を表現したかっただけ。そのチャンスを与えられ、気分はよかったよ。

集中を保っていた、悪い状況でもやり続けなければいけない。

自分に言い聞かせ続けていたんだ『(悪い状況は)ずっとは続かない、自分がやるべきことをやり続ける』ってね」

2019年に5500万ユーロ(82億円)もの移籍金でユナイテッドに加入したワン=ビサカ。

【関連記事】冨安の“代役”も!いま世界最強の右サイドバック10人

ディオゴ・ダロにポジションを奪われるなど存在感が希薄になりかけていたが、三笘と抑え込んだことやマディソンのツイートでその守備能力があらためて評価されている。

© 株式会社ファッションニュース通信社