日光市本町の日光田母沢御用邸記念公園で1日、「華道家 假屋崎省吾(かりやざきしょうご)の世界展」が始まった。15日まで。
同所で假屋崎さんが個展を開催するのは初めて。会場には国重要文化財に指定される同所の建物や歴史、文化からインスピレーションを受けた優美な作品22点が並ぶ。作品には県花き振興協議会が提供するバラやカーネーションなどを使用している。
この日は生け花のデモンストレーションが行われ、假屋崎さんがトークを交えながら、自身がデザインした花器にヒマワリやキクなどを飾った。假屋崎さんは「以前は日光東照宮で個展を開催しており、日光は大好きな土地。お花を通して日本文化を知っていただき、芸術の素晴らしさを堪能してほしい」と話した。
オリジナルグッズ購入者を対象にサイン会も開催。午前9時~午後5時(最終入園は4時)。一般600円、小中学生300円。