「佐野餃子」を売り出せ 新たなご当地グルメに ツイッターキャンペーン16日から

キャンペーンのポスターと景品の特製ミニチュアフィギュア

 栃木県佐野市の金子裕(かねこゆたか)市長は1日の定例記者会見で、「食べて!撮って!つぶやいて!佐野餃子(ぎょうざ)Twitterキャンペーン」を16日から始めると発表した。「佐野餃子」を佐野らーめんなどと並ぶご当地グルメとして根付かせていくのが狙い。対象のアカウントをフォローし、市内の店舗で撮影したギョーザの写真などと共に引用リツイートすると、抽選で限定の景品が当たる。6月30日まで。

 佐野餃子は主に佐野らーめんとセットで食べ親しまれており、一般的なギョーザの約3倍となる1個約70グラムの大きさが特徴。市によると「もちもちとした皮の食感とたくさん詰まっている野菜のシャキシャキ感が持ち味」だという。

 対象は「さのブランド」に認証されているギョーザを提供している9店舗。ツイッターアカウント「さのNAVI」(@sanomaru_news)をフォローした上で、キャンペーンの告知投稿を引用リツイートし、(1)対象店舗のギョーザの写真(2)「#佐野餃子」(3)店舗名のハッシュタグ-の三つを添付して投稿する。

 景品は、対象9店舗のラーメンとギョーザを再現した「佐野らーめん&佐野餃子」の特製ミニチュアフィギュア。参加者の中から抽選で9人に1セットずつプレゼントする。

 キャンペーン開催に先駆けて市は、佐野ブランド大使のダイアモンド✡ユカイさんなどが出演する企画動画「佐野餃子食べてみた!」や、対象店舗の「餃子づくり動画」を市公式ユーチューブチャンネルで公開。各店舗の特徴などをまとめた「佐野餃子取材メモブック」も市公式ホームページに記載した。

 金子市長は「佐野餃子を多くの人に食べてもらい、市の新たなご当地グルメとしてPRしていきたい」と話している。

 (問)同課0283.27.3012。

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