越前朝倉氏の滅亡450周年で一乗谷城の御城印を限定販売 義景の花押入り2023枚、福井県の朝倉氏遺跡保存協会

越前朝倉氏の終焉450周年を記念した御城印をPRする岸田清会長=4月30日、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

 福井県福井市の朝倉氏遺跡保存協会は、越前朝倉氏の終焉(しゅうえん)450周年を記念した一乗谷城の御城印を販売している。5代当主朝倉義景の花押入りで限定2023枚。

 御城印は城の御朱印。1573年に滅亡した越前朝倉氏の節目の年に当たることから、今年同協会などが展開する通年企画「幻の都フェスティバル」の一環で発行した。

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 はがき大の布製で、縁起の良い模様とされる吉祥紋を全体にデザインし、朝倉氏の家紋や唐門の絵、「越前朝倉氏終焉1573年」の文字などを配している。同協会の岸田清会長は「多くの文化を残してくれた朝倉氏の特別な節目を多くの人と祝いたい」と話している。

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 1枚800円(税込み)。復原町並南入場口で販売する。問い合わせは同協会=電話0776(41)2330。

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