世田谷区議選 「1.307票差」で落選候補が異議申し立て

4月23日に投開票された世田谷区議会議員選挙で、最下位の当選者とわずか「1.307票差」で落選した候補者が、異議申し立てをしたことが分かりました。

世田谷区の選挙管理委員会によりますと、今回の区議会議員選挙には75人が立候補していて、そのうち50人が当選しました。

異議申し立てをしたのは51番目の得票数だった三井みほこさんで、最下位の当選者と「1.307票差」で落選しました。

今回の選挙では最下位の当選者と同じ読みの名字の候補がいたため、「名字のみが記載された票」をそれぞれの候補の得票の割合に応じて案分されました。三井さんは、「最下位の当選者の案分が適切だったか再点検してほしい」と求めています。

世田谷区選挙管理委員会はこの申し立てを受理して、公職選挙法に基づき30日以内に対応を決める方針です。

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