佐世保市の相浦川に架かる相浦橋付近で、100匹以上の色鮮やかなこいのぼりが元気に泳いでいる。子どもたちの健やかな成長と地域の発展を願う恒例行事。近くの小学校や保育園の児童らが手作りしたこいのぼりもお目見えした。愛宕山との共演も楽しめる。5月下旬まで。
相浦川史跡保存会が約30年前から続けている。手作りのほかは、3年ほど前に市内外の家庭から提供を受けた。23日に相浦青年会や陸上自衛隊相浦駐屯地の隊員ら約40人が協力し、相浦川にロープを張って飾り付けた。
同青年会の安永正平会長(47)は「こいのぼりを見た子どもたちが、地域を愛し、支える大人になってもらえたら」。両親と訪れた船越町の池田春香ちゃん(4)は「泳いでいるのが好き。会いたかった」とほほ笑み、童謡「こいのぼり」を口ずさんだ。
「春風に舞う、こいのぼり」 佐世保・相浦川 5月下旬まで
- Published
- 2023/05/03 11:13 (JST)
- Updated
- 2023/06/01 09:44 (JST)
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