ウナギ狙って歓声! 外海「鯉・来い祭り」4年ぶり開催 

ウナギのつかみ取りに駆け出す子どもたち=長崎市、そとめ神浦川河川公園

 長崎県長崎市神浦向町のそとめ神浦川河川公園で4月30日、第20回「鯉(こい)・来い祭り」(実行委主催)が4年ぶりにあり、多くの家族連れらが訪れた。
 子どもたちの健やかな成長を願いゴールデンウイークに合わせて例年実施。祭り期間中の5月6日まで、こいのぼり約100匹が掲げられている。
 イベントが開催されたこの日は、来場者が快晴の下で飲食の出店や釣り堀などを楽しんだ。目玉の一つ、ウナギのつかみ取りには100人が参加。ぬるぬるした感触のウナギに苦戦しながら「こっちこっち」「捕まえた」などとはしゃぐ子どもたちの声が水辺に広がった。
 実行委員長の田添岸雄さん(83)は「公園は地域の宝。多くの来場者の喜ぶ顔が見られて本当に良かった」と話した。

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