タコ、捕まえた! 県立平戸公園で「平戸海道渡海人祭」にぎわう 5日まで

タコを捕まえて歓声を上げる子ども=平戸市、県立平戸公園

 大型連休中の恒例イベント「平戸市春の産業まつり『平戸海道渡海人祭(とかじんまつり)』」が3日、同市岩の上町の県立平戸公園で始まった。タコつかみなど多彩なイベントで盛り上がった。5日まで。
 同市産業まつり実行委が主催。地元産品を観光客にPRしようと毎年開き26回目。
 24事業所・団体が出店し、農水産品や加工品、地酒、菓子類などを販売している。会場に並ぶ食材をその場で味わえる「平戸“まるごと”バーベキュー」を新たに始めた。貸し出し用バケツ型ミニコンロ(2時間、千円)と食材の「専用セット」もある。
 砂浜では子ども向け「タコつかみ」があり、子どもたちが水槽を逃げ回るタコを捕まえると、見守った保護者らから盛んな歓声と拍手が送られた。
 期間中、県立田平公園(田平町)と平戸文化センター(岩の上町)などに臨時駐車場を設け、会場までのシャトルバスを運行。イベントホームページ(https://www.hiradotokajin.com/)で運行状況が分かる。同実行委事務局(電0950.22.3131、平戸商工会議所内)。

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