えぼしスポーツの里30周年 軽快なマーチング披露 佐世保東翔高吹奏楽部

新緑が鮮やかな園内で軽快なマーチングを披露する佐世保東翔高吹奏楽部=佐世保市、えぼしスポーツの里

 長崎県佐世保市烏帽子町のえぼしスポーツの里で4日、開園30周年を記念した「ゴールデンえぼし」があり、県立佐世保東翔高吹奏楽部の生徒が軽快なマーチングでイベントを盛り上げた。
 春の「えぼし桜まつり」に続く30周年記念イベントとして、ゴールデンウイーク期間中の3~5日に開催し、猿回しなども人気を集めた。同部は昨年、県吹奏楽コンクールで金賞、全国高校総合文化祭でグッドパレード賞に選ばれた実力派。現在、20人で活動している。
 園内の広場で英国のハードロックバンド「ディープ・パープル」のメドレーなどを軽快に披露。人気グループ「EXILE」のナンバーなどを演奏しながらパレードし、新緑が鮮やかな園内にアンサンブルを響かせた。来園者は動画撮影をするなどしてパフォーマンスを満喫していた。
 部長の満岡希音さん(17)は「皆さんの思い出に残るような楽しい演奏を心がけた。コロナも落ち着いてきて、イベントが増えてきた。貴重な演奏の機会をいただきありがたい」と話した。

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