ソフトボール男子U18アジアカップ 長崎県勢6人が代表入り 6月、高知で開催

ソフトボールU18日本代表に選ばれた大村工の鰯谷(右)と島原工の橋本=大村市野球場

 6月に高知市で開かれるソフトボールの第8回男子U18アジアカップに出場する日本代表に、現役高校生の鰯谷柑太外野手(大村工高)、橋本怜外野手(島原工高)をはじめ、長崎県勢6人が選出された。大村工高出身の上野結来捕手(同大)、淀川瑛澄捕手(岐阜聖徳学園大)、松尾唯斗内野手(日本エコシステム)、山本陸人内野手(豊田自動織機)もメンバー入りした。
 今回の対象は2004年1月1日~07年3月31日に生まれた選手。コロナ禍による昨年の大会延期に伴って上限が広がった。今年4月17~19日に静岡県伊豆市で実施された選考会には、77人が参加。実戦形式を中心にした審査を18人が通過した。
 鰯谷と橋本は大村工高が優勝、島原工高が準優勝した3月の全国高校選抜大会(大村市開催)で活躍。鰯谷は中堅手として攻守両面で存在感を示し、今回は外野手登録の橋本はエースとしてチームを引っ張った。
 高卒1年目の上野と松尾、山本は昨季、大村工高の主力として春夏日本一に貢献。その一つ上の淀川もコロナ禍で満足な活動ができない中、主将としてチームをまとめ、夏のインターハイで全国制覇を果たしている。
 日本代表の監督は田中徹浩氏(群馬・新島学園高)が務める。


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