八街、再び「激戦区」に 12日からラーメン祭 全国32店舗が集う

コラボ商品の「濃厚!八街坦々つけ麺」(八街商議所青年部提供)

 イベント「八街!激うま!ラーメン祭」(実行委主催)の第2回が、12日にJR八街駅南口のけやきの森公園を会場に開幕する。全国から集結した有名店32店舗が6月4日までの約1カ月間、金~日曜日に週替わりで登場。八街が再び期間限定の「ラーメン激戦区」になる。

 同イベントは、地域活性化を目的に八街商工会議所青年部や地元の人気店「元祖肉玉そば越智」の関係者が中心となり企画。昨年9月に開かれた第1回は雨にたたられながらも、6日間で計約3万8千人を動員した。今回は参加店舗が倍になり、期間も延ばした。

 期間中はコラボ商品も登場。いずれも市内の「支那そばうみ」が炭火串焼店「ひな家」と考案した「濃厚!八街坦々つけ麺」(提供は1週目)は、地元特産の落花生ペーストを使い、落花生を模した串焼を添えた。「焦がし肉玉味噌(みそ)ジンジャーつけ麺」(同4週目)は、越智のスープに石川県の「神仙(しんせん)」自慢のみそダレを掛け合わせ、特産ショウガをふんだんに使用した。

 実行委の荒木大輔さんは「全国の有名店が集う県最大規模のラーメンフェスへ多くの来場をお待ちしている」と呼びかけた。

 時間は金曜日が午後5~9時、土・日曜日が午前10時半~午後8時。1杯900円(全店共通食券制)。

「焦がし肉玉味噌ジンジャーつけ麺」(八街商議所青年部提供)

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