13、14日、長崎市で開かれる先進7カ国(G7)保健相会合を前に、長崎市立伊良林小で12日、6年生児童約25人が鈴木史朗市長らとG7に加盟するカナダの料理を提供した「ふれあいサミット給食」を楽しんだ。
サミット給食は2日から12日まで、異文化に興味を持ってもらおうと、市内の小中学校で日本を除く6カ国の料理を特別に振る舞っている。
同校では、ソースとチーズをフライドポテトにかけた「プーティン」、カナダで人気のキヌア(雑穀)を使ったカラフルなサラダなどが並んだ。
児童たちと会話をしながら、43年ぶりの給食を味わった鈴木市長は「異文化を知ることができる良い取り組み。国際会議の参加者が今後、子どもたちと触れ合う機会を増やすことができたらいい」と話した。
倉田凛さん(11)は「うれしかったけど緊張した。これからもみんなで楽しく給食を食べたい」と笑顔を見せた。
伊良林小でサミット給食 長崎市長とカナダ料理楽しむ
- Published
- 2023/05/13 11:10 (JST)
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