バスケB2・長崎ヴェルカ A千葉に61-93 プレーオフ準決勝、真価試される第3戦へ

【A千葉-長崎】第2クオーター9分、ゴール下に切り込むヴェルカの小針=千葉ポートアリーナ

 バスケットボール男子のBリーグ2部(B2)プレーオフ(PO)第5日は13日、千葉市の千葉ポートアリーナなどで2戦先勝方式の準決勝2試合が行われ、長崎ヴェルカ(西地区2位)はA千葉(東地区1位)に61-93で敗れて1勝1敗となり、2枠のB1昇格と決勝進出切符の行方は14日の第3戦に持ち越された。佐賀(西地区1位)-西宮(東地区3位)は、佐賀が89-74で先勝した。
 ヴェルカは第1クオーター、序盤から3点シュートを次々に決められ、7分で10-31と大きくリードを許した。その後は小針、髙比良の連続3点シュートで差を詰め、第2クオーターもボンズのゴール下、狩俣の3点シュートなどで加点したが、リバウンドを支配できずに31-49で前半を折り返した。

【A千葉―長崎】第1クオーター7分、シュートを狙うヴェルカのボンズ=千葉ポートアリーナ

 ヴェルカは後半もボンズ、小針が攻撃面で奮闘したものの、全体的にファウルが増えて苦戦。シュートの精度も悪く、点差を詰められなかった。逆にA千葉は2メートル超の外国人選手2人を軸に得点を重ね、ディフェンスも最後まで崩れなかった。
 第6日は14日、各地でA千葉-ヴェルカの最終戦、佐賀-西宮の2戦目を実施する。

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