神田祭 4年ぶりに復活

日本三大祭りの一つ、千代田区神田明神の「神田祭」が4年ぶりに行われ、威勢の良い掛け声が江戸の街に戻ってきました。

江戸時代から400年以上続く神田祭は、日本三大祭りのひとつに数えられます。2年に一度行われますが、おととしは新型コロナの影響で中止となり、4年ぶりの開催となりました。

「くすりの町」として知られる、日本橋室町にある薬祖神社の前では5月13日、薬メーカー各社が集まり、神田祭の行列を迎える儀式「総代献饌」が初めて行われました。

氏子総代:「人間の力ではどうすることもできない、天災だったり飢饉であったり疫病ですね。こういったことにどうやって対処するか。だから、この機会にやはり健康の不可欠さ、あるいはこの医療制度の大切さを再認識をしようということになりますね」

神田祭は、5月17日に平和を祈念する例大祭が行われ、幕を下ろします。

© TOKYO MX