マンチェスター・シティ、「史上最高のストライプ・デザイン」6選

17日のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦でマンチェスター・シティがレアル・マドリーと対戦する。

7月には来日も決定したシティのユニフォームで人気デザインの一つがストライプだ。数は決して多くないものの、とくに80年代以降は印象的なキットが登場している。

ここでは、そんな時代を象徴するシティのアイコニックなストライプ柄ユニフォームをご紹介したい。

2009-11 サード

マンチェスター・シティ 2009-11 Umbro サード ユニフォーム

選手:ダビド・シルバ

近年のシティで最もクラシックなデザイン。ホワイトを基調にレッドとブラックの2カラーによる斜めストライプは、1970年代のキットデザインを思わせる。Umbroのセンスが輝く美しい一着だ。

1984-85 ホーム

マンチェスター・シティ 1984-85 Umbro ホーム ユニフォーム

選手:ジム・メルローズ

濃淡のシャドーストライプが印象的なデザイン。スポンサーはオランダの家電メーカー「PHILIPS」で、シティとは1984年から87年までの契約でロゴを付けている。

シャツ自体は83-84シーズンからの継続使用だが、最初のキットの胸スポンサーはスウェーデンの自動車メーカー「SAAB」だった。

2013-14 サード

マンチェスター・シティ 2013-14 Nike サード ユニフォーム

選手:マルティン・デミチェリス

シティのキットでは非常に珍しい片側にストライプを走らせるデザイン。Nikeがこのクラブに残したキットの中でも屈指の好デザインのひとつだ。もっともこのシーズンは、ホームとアウェイも素晴らしいデザインだった。

1999-2002 サード

マンチェスター・シティ 1999-2002 le coq sportif サード ユニフォーム

選手:アルフ・インゲ・ハーランド

1999-2000から3シーズン使用したサードキット。赤黒ストライプはシティの伝統的とも言えるデザインで、このキットはle coq sportifがシティに残した傑作の一つとの評価を得ている。

ちなみに画像のアルフ・インゲ・ハーランドは、現在シティでプレーするアーリング・ハーランドの父親。

2012-13 サード

マンチェスター・シティ 2012-13 Umbro サード ユニフォーム

選手:サミル・ナスリ

シティとUmbroの歴史は長く、1932年から95年までの63年間を第1シーズンとするなら、2009年から13年までが第2シーズンとなる。

その第2シーズンでの最高傑作との評価もある一着がこのサードキット。ダークカラーのストライプにスカイブルーの配色が絶妙である。

1993-95 サード

マンチェスター・シティ 1993-95 Umbro サード ユニフォーム

最後は掲載可能な選手の着用画像が無いためミュージシャンでご紹介。

90年代に一世を風靡したマンチェスター出身のロックバンド、オアシス。2人はその中心人物であるノエルとリアムのギャラガー兄弟で、弟リアムが着ているストライプシャツは名作と評価の高い93-95サードキットだ。

兄弟揃ってマンチェスター・シティの熱烈なサポーターで、兄のノエルが着ているブルーのシャツは93-95ホームキット。

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そして当時のシティのキットと言えば胸スポンサーは日本企業の「brother」(ブラザー工業)。

90年代にギャラガー兄弟の着用姿が主に雑誌を通して世界中に広まり、その影響もあって「brother」時代のキットはサッカーファンだけではなくオアシスのファンにも人気が高い。

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