銀行協会職員名乗りカードとトランプすり替え、78歳女性が100万円被害

京都府警城陽署

 京都府城陽市の無職女性(78)が銀行協会職員を名乗る男にキャッシュカードをだまし取られ、現金約100万円を引き出されていたことが18日、分かった。京都府警城陽署が特殊詐欺事件として捜査している。
 同署によると、17日午後2時ごろから、女性宅に同協会を名乗る男から「百貨店であなたのクレジットカードを使う者に声をかけると逃げました」などとする電話が複数回あった。約1時間後、男が女性宅を訪れ、金融機関のキャッシュカード2枚を封筒に入れた後、トランプ6枚とすり替えて持ち去ったという。

 現金は同日中に京都府京田辺市内のATMなどで引き出されたという。

 

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