世界の名門クラブが「日本ツアーで着たユニフォーム」を覚えているか

セルティック、マンチェスター・シティ、バルセロナなど欧州強豪チームの今夏来日が続々と決まっている。

そこで、過去にプレシーズンマッチで来日した欧州名門クラブのユニフォームと試合を簡単に振り返ってみたい。

なお、昨年来日したばかりのパリ・サンジェルマンについては記憶に新しいところなので、今回は選外としている。

セルティック

セルティック 2005-07 Nike ホーム ユニフォーム

試合:横浜F・マリノス vs セルティック

開催日:2006年8月3日(日産スタジアム)

「ドワンゴカップ2006」で来日し、中村俊輔の凱旋試合となった一戦。試合は主力抜きのセルティックが0-3で完敗となった。この時着ていたユニフォームは、後にチャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で伝説を生む試合でも着用した。

マンチェスター・シティ

マンチェスター・シティ 2019-20 Puma ホーム ユニフォーム

試合:横浜F・マリノス vs マンチェスター・シティ

開催日:2019年7月27日(日産スタジアム)

アジアツアーの一環で来日し「ユーロジャパンカップ 2019」で横浜F・マリノスと対戦。結果は1-3でシティが勝利している。ユニフォームは2019-20シーズンで使用するNEWモデルを着用した。

バイエルン

バイエルン・ミュンヘン 2008-09 adidas サード ユニフォーム

試合:浦和レッズ vs バイエルン・ミュンヘン

開催日:2008年7月31日(埼玉スタジアム2002)

バイエルンは「さいたまシティカップ2008」で浦和と対戦し、バイエルンが2-4で勝利。来日メンバーが浦和の公式サイトで発表されたのは試合の2日前という慌ただしさであった。ユニは2008-09シーズンのCLなどで使用したサードキットを先行で着用。

バルセロナ

バルセロナ 2004-05 Nike ホーム ユニフォーム

試合:鹿島アントラーズ vs バルセロナ

開催日:2004年8月1日(国立霞ヶ丘競技場)

ほぼ主力を揃えたジャパンツアーで鹿島と対戦。日本人でもサッカーをするには厳しいと感じる時期の試合となったが、試合は0-5でバルサが圧勝に終わった。

ユニフォームは6季ぶりにラ・リーガを制することとなる04-05シーズンのホームを一足早く着用している。

バルセロナ

バルセロナ 2004-05 Nike アウェイ ユニフォーム

試合:ジュビロ磐田 vs バルセロナ

開催日:2004年8月4日(静岡スタジアム エコパ)

国立競技場での鹿島戦から3日後には静岡で磐田と対戦。小雨混じりのエコパで行われた一戦は0-3でバルサが勝利した。ちなみに両者のシュート数は、ジュビロ磐田の公式記録によると磐田2本に対してバルサは15本。

バルサは2004-05アウェイユニを着用し、色味が異なるとはいえ「青対青」の戦いに。

ドルトムント

ボルシア・ドルトムント Puma 2015-16 ホーム ユニフォーム

試合:川崎フロンターレ vs ボルシア・ドルトムント

開催日:2015年7月7日(等々力陸上競技場)

「Borussia Dortmund Asia Tour 2015」で来日し、香川真司と丸岡満の凱旋試合となった七夕の一戦。あいにくの天候により水含みのピッチで行われた試合は、新ユニフォームを着用したドルトムントが0-6で勝利した。

マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッド 2004-06 Nike ホーム ユニフォーム

試合:鹿島アントラーズ vs マンチェスター・ユナイテッド

開催日:2005年7月28日(国立霞ヶ丘競技場)

「GTF CUP 2005」と銘打たれたプレシーズンマッチで来日し鹿島と対戦。ユナイテッドに若干の不運もあった一戦は2-1で鹿島が勝利した。当時のユニは2004-05、05-06の2シーズンで使用したホームキット。

アーセナル

アーセナル 2012-14 Nike ホーム ユニフォーム(特別仕様)

試合:名古屋グランパス vs アーセナル

開催日:2013年7月22日(豊田スタジアム)

「アジアツアー2013」でなんと45年ぶりに来日を果たしたアーセナル。豊田スタジアムでの一戦は1-3でアーセナルが勝利しているが、2点目を決めたのは宮市亮(現横浜F・マリノス)だった。

このツアーでは7月26日に浦和レッズとも対戦。その2試合で着用したユニフォームは胸スポンサー「Fly Emirates」が日本語バージョンの「エミレーツ航空」へと変わり、多くのファンを脱力させている。

レアル・マドリー

レアル・マドリー 2004-05 adidas ホーム ユニフォーム

試合:ジェフユナイテッド千葉 vs レアル・マドリー

開催日:2004年7月29日(国立霞ヶ丘競技場)

「レアルマドリード ジャパンツアー2004」で来日し、故イビチャ・オシム監督率いるジェフユナイテッド千葉と国立で対戦。試合は1-3でレアルが勝利した。

この来日時は2004-05シーズンに向けた新ユニフォームを着用。なお、3日後の8月1日には味の素スタジアムで東京ヴェルディとも試合を行っている。

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当時の来日はなかなかのハードスケジュールだったようだ。

ジェフ千葉戦の翌日にはラウール、ベッカム、ジダン、ソラーリ、モリエンテスがイベントに登場。後藤真希、藤本美貴、吉澤ひとみなど「ハロー!プロジェクト」メンバーで構成していた女子フットサルチーム「Gatas Brilhantes H.P.(ガッタス・ブリリャンチス・エイチピー)」と共演した。

今から約19年前の記念ショット。レアルもガッタスも懐かしい顔ぶれだぞ。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。「あの頃」を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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