エンゼルスがオリオールズ4連戦をタイで終える 大谷が先制弾&決勝打

【エンゼルス6-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

負ければ借金生活突入だったエンゼルスは、1点を追う8回表にジオ・ウルシェラのタイムリーで同点とすると、最後は大谷翔平のタイムリー内野安打で勝ち越しに成功。このリードをリリーフ陣がなんとか守り切って6対5でオリオールズを下し、敵地での4連戦を2勝2敗のタイで終えた。エンゼルス3番手のクリス・デベンスキーが1勝目(0敗)をマークし、5番手のカルロス・エステベスは10セーブ目に到達。オリオールズ4番手のブライアン・ベイカーに1敗目(3勝)が記録されている。

エンゼルスは初回に大谷の10号ソロで先制すると、3回表にはマイク・トラウトも10号2ランと打線の中心2人が活躍。しかし、5回裏に先発のタイラー・アンダーソンが捕まり、アンソニー・サンタンデールの7号2ランなどで同点を許してしまう。3連敗は避けたいチームは直後の6回表にザック・ネトのタイムリーで再び勝ち越すも、7回裏、アドリー・ラッチマンに痛恨の7号逆転2ランを許し窮地に立たされてしまった。

それでもこの日のエンゼルスは意地を見せる。8回表、下位打線が一死1・2塁のチャンスを作ると、途中出場のウルシェラがセンター前にタイムリーを放ち同点に成功。さらに二死満塁とチャンスを広げ、大谷のタイムリー内野安打で逆転とする。このリードを守りたいリリーフ陣は、最終回にエステベスが二死1・2塁のピンチを迎えるも、最後はなんとか三振で切り抜けた。エンゼルスはライトのハンター・レンフローが好送球で長打を阻止するなど守備も光った。

「3番・DH」でスタメン出場した大谷は、先制弾のあと、レフトフライ、サードフライ、センターフライ、ファーストタイムリー内野安打で5打数2安打2打点。4連戦初戦で4安打1本塁打の大暴れを見せた後、2試合連続ノーヒットに倒れていた鬱憤を晴らす活躍となった。5打席目の勝ち越し打の場面では、鋭い打球を相手ファーストのライアン・マウントキャッスルに好捕されるも、ベースカバーより先に1塁到達し内野安打とするなど快足も健在。これで今季の成績を打率.292、10本塁打、31打点、OPS.904としている。

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