マーリンズがナショナルズ3連戦をスイープ 20歳ペレスが初勝利

【ナショナルズ3-5マーリンズ】@ローンデポ・パーク

マーリンズはメジャー2試合目の先発となった若手有望株のユーリー・ペレスが5回78球を投げて被安打3、与四球1、奪三振6、失点1の好投でメジャー初勝利をマーク。5対3で勝利したチームはナショナルズ3連戦スイープに成功し、4連勝を決めている。マーリンズ5番手のディラン・フローロが4セーブ目を記録し、ナショナルズ先発のトレバー・ウィリアムスは2敗目(1勝)となった。

マーリンズは2回裏にブライアン・デラクルーズの4号ソロで先制すると、3回裏、4回裏にも1点を追加し20歳のルーキー右腕を援護。ペレスは4回表にジャイマー・キャンデラリオの5号ソロを許したものの、5回表をわずか7球で退けるなど安定感のあるピッチングを見せた。チームはその後一時1点差まで詰め寄られたものの、8回裏にニック・フォーテスが追加点のタイムリーを放つと、最後はフローロがペレスの白星を守り切った。

初勝利を飾ったペレスは、メジャーリーグ公式サイトの若手有望株ランキングで全体7位の評価を受ける期待の右腕。今季マイナーリーグ2A級で6試合に投げて防御率2.32の大活躍を見せると、日本時間5月13日のレッズ戦で飛び級昇格しメジャー初先発を果たしていた。この試合では勝ち負けつかずながら2本のホームランを浴び5回途中降板となっていたが、この日は2mを超す長身から投じる最速98.3マイル(約158キロ)の速球を武器に好投を見せた。

80球足らずで余裕をもって降板したペレスは試合後に「もっと投げたかった。(投手コーチに)アイコンタクトでアピールしたら、次はもっと投げさせてあげるよ、と笑顔で言ってもらえた」と意欲的なコメント。同郷ドミニカ共和国出身のエース、サンディ・アルカンタラからサプライズでメジャー昇格を伝えるビデオメッセージを送られた場面も話題となった若き剛腕の今後の活躍に注目だ。

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