酒田市の初夏を彩るイベント「酒田まつり」が19日、市中心部で開幕した。宵祭りの初日は、特設ステージでダンスや太鼓などの熱気あふれるパフォーマンスが繰り広げられた。
地元の高校生や大学生が書道パフォーマンスやダンス、吹奏楽を披露した。酒田舞娘(まいこ)が華やかに舞を演じ、来場者が見入った。地元高校生らも運営に関わり、司会を務めた酒田西高3年の菊地七海さん(17)と後藤日菜乃さん(18)は「子どものころから来ていた祭りに携わることができた」「みんなの思い出に残る祭りにしたい」と話した。
酒田まつりは1609(慶長14)年に始まった日枝神社の例大祭・山王祭を起源とする。20日の本祭りは大獅子などの山車行列や、港町の歴史になぞらえた時代行列などを行う。