鮮やか100万本 “バラの街”演出 ハウステンボスで28日まで

鮮やかなバラが咲き誇り、初夏の雰囲気に包まれる園内=佐世保市、ハウステンボス

  長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)で、アジア最大規模の約2千品種100万本のバラが咲き誇る「バラ祭」が開かれ、園内が初夏の雰囲気に包まれている。
 メインエリアの「アートガーデン」や運河などの各スポットを花々が彩り、来園者は“バラの街”の散策を満喫している。ワインなどの飲食コーナーも人気で、今シーズンはバイオリンなどの楽器演奏が優雅な時間を演出している。夜のライトアップでは幻想的な光景が楽しめる。
 長崎市の自営業、岩本一丹さん(44)は「季節ごとに訪れており、娘の誕生日の祝いも兼ねて来た。これが咲き誇るということ。ワインと音楽を一緒に楽しんでいます」と話した。
 バラ祭は28日まで。「あじさい祭」が27日から始まる。

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