閉鎖された薪窯を“復活”させたい…陶芸の魅力発信、交流の場づくりへ 金津創作の森がクラウドファンディング開始

薪釜の改修を目指すプロジェクトのPR画像(レディーフォーHPから)

 経年劣化に伴い2019年に閉鎖された薪窯を新たに整備しようと、金津創作の森の創作工房(福井県あわら市)が準備を進めている。陶芸の魅力を伝えるとともに、作品制作を通して年齢、所属を超えた交流の場を作るため、6月中をめどに穴窯式薪窯を設置する計画。設置費用の一部として5月19日、クラウドファンディングのレディーフォーで資金50万円の寄付募集を開始した。

▽実行者:金津創作の森 創作工房 ▽目標金額:50万円 ▽締め切り:2023年6月30日 ▽ギフト:5000円~5万円の11種類(陶芸体験や薪窯で作った皿など)

 このプロジェクトは福井県による2023年度の「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の認定案件で、福井新聞社と福井銀行も協力している。寄付額のうち2千円を除く金額が税控除の対象となるため、自己負担2千円でプロジェクトの後押しができる(所得に応じて控除額に上限あり)。

⇒「ふるさと納税による新事業創出支援事業」プロジェクト一覧

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