107回目の青春土俵 21日に高校相撲金沢大会

大改修を終えた決戦の舞台を見渡す静岡・飛龍高の選手=金沢市の石川県卯辰山相撲場

 北國新聞創刊130年記念・第107回高校相撲金沢大会(公益財団法人日本相撲連盟、北信越高体連、北信越相撲協議会、北國新聞社主催)を翌日に控えた20日、会場となる金沢市の石川県卯辰山相撲場では出場校が朝から稽古に励んだ。午後は北國新聞赤羽ホールで全国66校が集う選手交歓会が行われ、大改修を終えた「聖地」での真剣勝負を誓い合った。

 卯辰山相撲場で午前8時半から各校が練習に汗を流した。一番乗りは前年ベスト32の宇和島東(愛媛)で、兵頭虎大郎主将は「(卯辰山の)坂道が懐かしく、気合が高まった。優勝して昨年の悔しさを晴らしたい」と意気込んだ。

 21日は午前8時からの開会式後、予選1~3回戦、団体の優秀校決勝トーナメント、予選3回戦全勝者による個人トーナメントが行われる。

 北國新聞社は、電子版「北國新聞デジタル」で試合結果を速報する。

 金沢ケーブルは「北國新聞ニュース・プラス」(地デジ9ch)で開会式前の午前7時55分から大会終了まで生中継する。テレビ金沢は午後0時45分から同1時5分まで、同4時35分から同5時半まで放送する。

 インターネットのネスク(金沢市)は、能美市限定「のみテレビ」で動画を配信する。

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