パーキンソン病悩みや課題共有、支え合いの輪拡大 患者らの会 宮崎

風船バレーで体を動かす全国パーキンソン病友の会県支部の会員ら=20日午後、宮崎市原町・県福祉総合センター

 手足の震えや体のこわばりなどが起こる進行性の難病・パーキンソン病の県内患者らでつくる「全国パーキンソン病友の会県支部」が、活動の輪を広げている。患者や家族の交流会に加えて、大学や医療関係者からの依頼を受けて、当事者が抱える課題や悩みなどを伝えている。継続的に活動するため、20日の総会では本年度から大学生ボランティアを募ることを決め、同支部は「病気を広く知ってもらい、仲間を増やしたい」としている。

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