バスケットボール男子のBリーグ2部（B2）プレーオフ（PO）第7日は20日、佐賀市のSAGAアリーナなどで2戦先勝方式の決勝と3位決定戦が行われ、決勝第1戦に臨んだ長崎ヴェルカ（西地区2位）は佐賀（西地区1位）に延長の末に80-88で競り負けた。
既に来季の1部（B1）昇格を決めているチーム同士の一戦は、ヴェルカが序盤から髙比良、狩俣の3点シュートなどで効率よく加点。小針、松本のターンオーバーなど持ち味の堅守も機能して、第1クオーターを22-18で終えた。ヴェルカは第2クオーターも狩俣、アギラールらが3点シュート4本を決めてリードをキープ。前半を40-36で折り返した。
後半、先に主導権を握ったのは佐賀。粘り強い守備から攻勢を仕掛け、4分に46-45と逆転すると、第3クオーター終了時点で63-54と9点差をつけた。ヴェルカも第4クオーター、狩俣の3点シュート、ボンズのゴール下などで差を詰めて延長に持ち込んだが、最後はインサイドで優位に立った佐賀が8点差で逃げ切った。
ヴェルカはボンズが両チーム最多の24得点、17リバウンド、狩俣も3点シュート6本を決めて20得点を記録したが、終盤の佐賀の勢いを止めることができなかった。
第8日は21日、各地で決勝、3位決定戦の2戦目を実施。ヴェルカはSAGAアリーナで佐賀との決勝第2戦（15時）に臨む。
